山口県周南市「遠石ファミリー歯科」誕生への軌跡|山口県周南市 遠石ファミリー歯科(一般歯科・小児歯科)




遠石ファミリー歯科誕生への軌跡


山口県周南市の歯科医院 遠石ファミリー歯科

周南市の遠石ファミリー歯科は、旧やまが歯科医院を全面改装し、
一般歯科のみならず、小児歯科にも力を入れた歯科医院として
平成24年2月に新たに開院しました。
このページでは、平成23年11月から12月にかけて
行われた病院大改装工事の風景をご覧いただけます。

改装前風景(旧やまが歯科医院)

約20年間地域の皆様のお口の健康維持に寄与してきた「やまが歯科医院」。
この風景を見て懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか?

看板と入口階段

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受付カウンター

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待合室

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患者さん用トイレ

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診療室内1

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診療室内2

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遠石ファミリー歯科内外装工事の進行状況

平成24年2月の遠石ファミリー歯科開院へ向け、
平成23年11月より内外装工事着工。
全面大改装のため、工期は1ヶ月半を予定。
平成23年12月中旬には全ての工事を終え、
新たな病院として生まれ変わるスケジュールになっています。

受付カウンターの撤去・材木の搬入

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やまが歯科さんは、まだまだきれいでそのまま使えるところも数多く残されている病院でしたが、
理想とする「病院らしくない歯科医院づくり」を実現するため、思い切って全面改装に踏み切ることにしました。
クライアントの要望ごとにオリジナリティーあふれるデザインを考案して下さる凄腕設計士さんと各専門業者さんたちのお力を借り、1ケ月半かけての工事のスタートです。
これは受付カウンターを撤去し、材料となる木材を搬入している風景です。

受付カウンター出現

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何もなかったスペースにカウンターが出現。
右側はお年寄りや背の低い子供さん向けの低い台に設計。
カウンターはこの後もう一段階進化します。



受付カウンターのクロス貼り

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受付カウンターにはきれいにクロスが貼られ、かなり最終形態に近づいてきました。

ショーケースの設置

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受付横には歯ブラシや歯みがきペースト、お子様向けのフッ素ジェルなどを陳列するためのガラス張りのショーケースを設置しました。
ここにどんな口腔ケアグッズが並べられるのか楽しみですね!

待合室の壁

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大理石張りの床を生かし、待合室をバリ風のリラックス空間に変身させることにしました。
待合室の壁紙をすべて剥がし、桧(ヒノキ)貼りのデザインへ衣替え。
味のある色に塗装され、桧の木目が奇麗に浮かび上がっています。

待合室テレビボード

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待合室には大画面の40インチLED液晶AQUOS(SHARP)が設置される予定です。
これは、大型で重いテレビの設置に耐えうるテレビボードを建築した光景です。

待合室のキッズコーナー

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周南市遠石ファミリー歯科には待合室と診療室内の2か所にキッズコーナーをご用意しています
定期的におもちゃを入れ替えることで、いつ来ても楽しい病院でありたいと思っています!

大便器・小便器の撤去

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便器を撤去した後のトイレの写真です。
新たにオシャレな洗面台と便器、そしてオムツ換えシートを新設する予定です。
清潔で使いやすいトイレを皆様にご提供。
そして「小さいお子様連れのお母様方に優しい環境づくり」を心がけること遠石ファミリー歯科の目指す理想のひとつです。

トイレ横の洗面台の撤去

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トイレ出入り口部分に設置してあった洗面台を撤去。
待合室全体の雰囲気にあわせて新しい洗面台を設置します。



トイレ内のフロアタイル張り替え

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便器を撤去された患者さん用トイレには新たにフロアタイルが敷き詰められました。清潔感のある気持のよい空間のご提供を心がけます!

オムツ換えシートの設置

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赤ちゃん連れのお母様に配慮し、患者さん用トイレにはオムツ換えシートを設置しました!
お子さまのオムツ換えでのご利用はもちろん、お母様の化粧室の利用時も、お子様をベルトで支えることで落下の危険も避けられます。

化粧室内の洗面台の設置

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化粧室内に洗面台と鏡を設置しました。
診察後の簡単な化粧直しにもお使い頂けるよう、
洗面台と鏡を設置しております。

化粧室内スピーカーの設置

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化粧室天井には照明、換気扇の他にBGM用スピーカーを設置しました。
女性に優しい施設づくりを心がけ、細部にこだわった設計となっています。

古い診療台の撤去

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約20年使用してきた診療台5台を全て撤去。
改装後は診療スペースを4台分に再構成することで、キッズスペース付きの診療コーナーを設けることになっています。
今残っているのはキャビネットと呼ばれる、診療台の横に設置してあった材料棚です。この後、このキャビネットも撤去していきます。

床と、床下の旧配管の撤去

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床下には、診療台や洗面台に水や空気を送り、それを回収するための管が走っています。
長年使用してきた管は汚れがつまり中の通りが悪くなってしまうため、床をはがし、全ての旧配管を撤去します。
これは、以前あった床を全て取っ払い、配管や配線を取り除いた状態です。

タイル製の床の撤去と新しい床板の設置

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これまでのタイル貼りの床も全て取り壊し、新たな床板を敷き詰めた状態です。
床板からは、新しい診療台に水や空気を供給するための管が顔を出しています。

床下の風景

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床板をはがしてみると、補強の木材と配管類が見えてきます。
歯科用の診療台は200~300キロ程度の重さがあります。
この診療台に患者さんが乗り、その周囲で数名のスタッフが作業をします。
1か所に数百キロの重みがかかるため、一般の住宅を建築するときよりも補強用の木材を多く使用する必要があります。

床下の新配管

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これが床下風景。
診療台に電気、水、圧縮空気を送り、それを回収するための管が走っています。
水が逆流せずスムーズに流れるようにするためには厳密な勾配コントロールが必要になります。

診療スペースを区切るパーテーション

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床板を敷き詰めた診療室は、各診療スペースを区切るためにパーテーションを設置。
診察時のプライバシーの保護や周囲の目線に配慮すると同時に、半個室化設計にすることで、密室にありがちな圧迫感も回避するように考えられています。

床に敷くフロアタイルの選択会議

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診療室の床板の上には一面にフロアタイルを敷き詰めます。
このタイルの色や柄で診療室のイメージがガラッと変わります。
どの模様にするか、どの濃さでいくか。
壁紙やパーテーションの色と比較しながら検討していきます。

壁紙の選択会議

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院内の壁やパーテーション用の壁紙を選択しているところです。
いろんな色や模様があって頭が混乱してきます。。。



診療室内にもキッズスペースを設置予定

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遠石ファミリー歯科の特徴のひとつとして、待合室だけでなく、診療室内にもキッズスペースを設置してあることが挙げられます。
診療台のすぐ横にキッズスペースを設けることで、小さいお子様連れのお母さんも安心して治療に通え、またお子さんも飽きることなくご家族の治療の終了を待つことができます。
写真手前が診療台で、写真奥がキッズスペースに変化します。

芝生感覚のキッズコーナー出現!

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診療室内のキッズスペースに柵を設置。
出入り口はまだ作成中ですが、完成後は小さいお子さんもこの中で遊びながらお父さん・お母さんの診療が終わるのを待つことができるようになります。
コーナー内にはテレビやDVD、おもちゃや本も用意しますので、親御さんの治療中にどこかへ歩いて行ってしまう心配もありません。
もちろん、1人で待つのが苦手なお子さんには、スタッフがお相手したり、抱っこしてあやしたりというサービスも行っていますので、お気軽にお申し付け下さいね!

フロアタイルと壁紙工事完了

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床一面にフロアタイルが敷き詰められ、全ての壁とパーテーションにクロスを貼り終えました。診療室の工事も着々と進み、いよいよ次の段階で「ふっかふっかシート仕様」の診療台が導入されます!

診療台パーツの搬入

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いよいよ診療室内に診療台が搬入されます。診療台1台の重さは200~300キロもあるため、完成品として運ばれてくるのではなく、パーツごとに細分化され、木箱に固定された状態で輸送されます。今回は診療台3台が、昇降機付きの2トントラックで運ばれてきました。

診療台の組み立て開始

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大きなプラモデルの製作開始です。
熟練した7名の作業員により、一日かけて3台の診療台を設置していきます。

診療台の左横にうがい台を設置

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診療台の左横に、患者さんにうがいをしてもらうための台と、スタッフが患者さんのお口の中の唾液を吸い取るためのホースなどを設置します。

診療台右側に切削器具を設置

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診療台の右サイドに、歯科治療に欠かせない切削器具(タービン・エンジンなどと呼ばれる、虫歯を削るための器械)が設置し、回路の点検を行っていきます。

床下配管との連結

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診療台心臓部の電気回路の組み立てと、診療台と床下の配管類との連結作業を行います。かなりの本数の線を繋がなければならないため、この部分の作業には正確な知識を必要とし、作業時間も長くかかります。

診療台ソファーの取り付け

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心臓部の回路が組み立てられた後、患者さんに座ってもらうソファー部分の取り付けにかかります。

診療台の組み立て完了

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およそ6時間かけての作業も無事に終了。
治療を行うための診療台の準備が整いました。
遠石ファミリー歯科が導入した国産診療台のソファーは全て「ふっかふっかシート」と呼ばれる特別仕様になっています。
長時間の診療での疲れを軽減させるため、かなり厚くてやわらかい、贅沢な座り心地の診療台になっています。

キッズコーナー付き診療スペース完成!

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周南市遠石ファミリー歯科名物!?
プライベートキッズコーナー付きの診療台の完成です!
お母様の診療中、目の前にあるこの専用キッズコーナーで遊びながらお子様にお待ちいただくことができます。
これなら小さいお子様連れのお母様方にも安心して治療に通っていただけるのではないでしょうか!?
コーナー内にはこの後DVDや本、おもちゃなどを設置する予定です。
ぜひ一度ご家族でご来院ください!

レントゲン室の拡張工事

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これまでレントゲン室(左)と現像室(右)に分かれていたスペースをひとつにまとめ、広くて使いやすいレントゲン室に改装します。
2部屋を隔てていたコンクリートの壁をぶちぬきます。

コンクリート壁の撤去

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コンクリートの壁をぶちぬきました。
右の部屋の出入り口部分には新たに壁を設置します。
レントゲン室からのX線漏えい(放射線漏れ)を防ぐため、X線室の壁や床、ガラスの覗き窓には、それぞれ1.5ミリ厚以上の鉛(あるいはそれに相当する物質)が埋め込まれた状態になっています。

レントゲン室のドアの設置と壁の新設

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もともと設置されていたレントゲン室入口のドアは昔の基準に従って作られており、ドアの中に鉛が1.0ミリしか埋め込まれていませんでした。
今回新しく病院を開院するにあたり、このドアも新基準にのっとって1.5ミリ厚の鉛を埋め込んだ物にリニューアル。一見普通のガラスに見える覗き穴の中にもX線漏れを防ぐための素材が埋め込まれており、皆様に安心して来院して頂ける環境が整いました。
ビフォー・アフターで鉛厚がたった0.5ミリ変わっただけですが、ドアの重さは国産車とヨーロッパ車並みに違うんですよ。

古い照明器具とエアコンの撤去

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診療室内の照明器具は、新しい診療台の位置にあわせてベストなポジションに設置し直す必要があります。
これを機に、これまで使用していた蛍光灯を全て撤去し、ムーディーなダウンライトに取り換えることにしました。

天井作業中のアクシデント

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屋根裏に上がっての撤去作業中、アクシデントで作業員が1名落下。
この写真はその時にできた天井の穴を写したものです。
幸い、落下した方は大事には至りませんでした。
くれぐれも安全には気をつけて下さいね。

天井クロス張り替え

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天井に新たなクロスが貼られました。
エアコンがむき出しになり、所々にダウンライト設置用の穴が開いています。

照明器具とエアコンの設置

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診療室内の照明器具およびエアコンの設置が完了しました。

平成23年12月末に無事改装工事が終了しました。
改装後の院内の様子は「院内紹介」のページでご覧下さい。