幅の狭い骨にインプラントを行う場合の対処法
インプラント体は、前歯用の細いもので直径が3.25ミリ、大臼歯用の太いもので直径が5ミリあります。
歯を失ってから長い期間が経過すると、それまで歯を支えていた歯ぐきや骨はその役目を失い、徐々にやせ細り、また高さが減少してきます。あまりに骨の幅が薄くなってしまった場合には、通常の方法ではインプラントが骨から突き出してしまうため、特殊な方法を用いて治療を行う必要があります。
ボーンスプレッディング/リッジエキスパンジョン
十分な骨の幅がない場合の治療法
術式説明
まず骨の頂上の部分にディスク状のバーを使って直線状に切れ目を入れます。その後、側面の切れ味を制限した特殊なバーを使い、サイズを徐々に上げながらゆっくり骨の中に挿入していくことで、骨を横に押し広げ、インプラントを入れるための穴を形成することができます。
この術式でも対応できないほど骨がやせ細っている場合には、GBR(骨再生誘導法)と呼ばれる方法を用い、自家骨や人工の骨補てん剤による骨の増幅手術を行うこともあります。
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